あなたは、仕事や私生活で、気持ちがこもった「ありがとう」を言えていますか?
わたしは、感謝の気持ちが湧かずに、気持ちがこもっていない「ありがとう」しか言えていません。
歳を重ねるごとに、気持ちがこもっていない「ありがとう」が増えてきたなと、強く感じるようになりました。
逆に、他者からの気持ちがこもっていない「ありがとう」も感じるようになりました。
だから、これでは仕事や私生活で損をするという事を強く感じるようになり
「こんなことでは、相手に不快な思いをさせてしまう!」
と思ったので
なぜ?感謝の気持ちが湧かないのかを調べてみました。
その結果…
「プライドが邪魔してる」
という結論に達しました。
身の周りのプライドが高い人を観察してみると
- 周りから煙たがられている
- そもそも相手にされていない
- よくもめ事を起こしている
- 他人のアドバイスを無駄にする
- 上から目線でものを言う
などの理由で、仕事や私生活で損をしてるなと感じてしまいます。
それを、わたし自身に置き換えてみた時に
「これは直さないといけない」
と思いました。
だから、わたしのようにプライドが高い人が、仕事や私生活で損をしないためにはどうしたらいいか、調べてみました。
その結果を発表します。
目次
プライドが高い人が仕事や私生活で損をする理由
プライドが高い人たちすべてが、仕事や私生活で損をするわけではありません。
ですが、人間関係をさらに円滑にするためにはプライドが高い人の心理を理解しておく必要があります。
また、プライドが高い人は、きちんと自立できていない可能性もあります。
その事に関しては別記事で詳しく解説しているのでそちらをご覧ください。
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感謝の気持ちが湧かない人の心理を調べると以下の3つが該当しました。
- 自分一人で出来るのに…
- 相手よりも劣っていると思われたくない
- 自分の事をいい人に思われたい
自分一人で出来るのに…
少し面倒な作業を任されたときに、この感情が出てくる。
あともう少しで終わるという場面で手伝われると次のように思ってしまう。
「邪魔しないでくれ!」
一番おいしいところを持っていかれたような気分になる。
誰かと一緒に何かをする事が苦手で、一人作業が好きな人間は、この人に任せておけば問題ないと思わせたい事で、このような感情が出てしまう。
相手よりも劣っていると思われたくない
少し難しい作業を任されたときに、この感情がでてくる。
自分なりに考えた段取で作業中に、より効率の良い方法を助言されたときには次のように思ってしまう。
「自分が考えたやり方が絶対に正しい!」
他人に負けたくないという感情がそうさせる。
自分の事をいい人に思われたい
とりあえず言葉だけでも言っておけば、この人は自分の事を悪く言う事はないだろうと思ってしまう。
相手が自分に持つ印象までコントロールしようとする心が、そうさせる。
「ありがとう」の言葉だけが出てしまう理由
あなたも子供のころに、親からこのような躾けを受けた経験はありませんか?
何か貰ったり、してもらったりした時に、「ありがとう」を言いなさいと…
子供の頃に、とりあえず言わされてきた「ありがとう」の言葉だけが、感謝の気持ちが無いままに染み付いた結果ですね。
プライドを捨てるだけで全て解決!
子供の頃から気持ちがこもっていない「ありがとう」を言ってきたわたしに、何が足りないのか考えてみると…
というよりも、何が邪魔しているのか?
それは…
嫌われたくないので、相手の意見に流されまくるが、他人の意見を取り入れずに自分の意見だけで物事を判断してしまう
ガチガチに凝り固まってしまった
プライドだ!
この不必要なプライドを捨てるだけで物事はうまくいく事を知った。
そのきっかけが、アドラー心理学の「嫌われる勇気」だ。
親から、子供の頃に「よそはよそ!うちはうち!」という言葉を言われた事がある人は多いと思う。まさに、それです。
「他人は他人!自分は自分」です。
「嫌われる勇気」で自分が勉強になった3つの要素を紹介すると
ポイント
- 他人から認められたい、という感情を捨てる
- 他人と競うのではなく、競う相手は過去の自分である
- 他人の感情はコントロールできない
この考え方をマスターすれば、自分を認め、他人を認める事ができると考えた。
そうすれば、他人に対する負の感情が無くなる。
だから、感謝の気持ちが自然と湧いてくると考える。
プライドが高い人が仕事や私生活で損をしない「ありがとう」
「ありがとう」という言葉は便利である。
気持ちがこもってなくても、言った相手にとってはプラスの印象の言葉でしかないと思ってしまいがちである。
しかし、自分にとっては、なんで言わないといけないの?とか、とりあえず言っておけばいいか、などあまり良くない印象もあるし、その感情が相手に伝わる事もある。
むしろマイナスの言葉になってしまう事がある。
そこで、プライドが高い人が自分の凝り固まったプライドを捨てることによって
感謝の気持ちがこもった「ありがとう」が言えるようになる。