まず、ハッキリ言っておきたい事があります。
これは、私が現役のトラック運転手だから言っているのではありません。
実際に物流が滞ると経済が回らなくなるのは事実です。
だったら、トラック運転手は底辺だなんてことはありえないと思いませんか?
しかし、底辺だどいう意見も確かにあります。
では、そんな意見の中から代表的な5つを紹介します。
目次
トラック運転手は本当に底辺の職業なの?
実際に言われている意見には次の5つがあります。
底辺だと思われる理由
- 免許さえあれば誰でもなれる
- 学歴が必要ない
- 言われた仕事さえしていれば給料が貰える
- ガラが悪い
- 体育会系
順番に解説していきますが、あくまでも一つの意見としてとらえてください。
(私が言っているのではありませんので)
免許さえあれば誰でもなれる
あなたも免許って、とりあえず取りませんでしたか?
そうなんです。
18歳以上の人の多くが自家用車を運転するために、免許を持っています。
その普通免許があれば、2t未満のトラックなら運転できてしまいます。
(平成29年以降の普通免許)
しかし、それ以上のトラックを運転する場合はそれなりの免許が必要になってきます。
誰でも取れるわけではありませんので、底辺とは言えないでしょう。
学歴が必要ない
「トラック運転手になる為に大学を出ました」
なんてことは聞いたことがありませんよね?
募集要項にも必須の学歴は見たことがありません。
なので、トラック運転手になる為の学力は必要ありませんので、就職しやすい職業ではあります。
しかし、バカでは務まりません。
お客様への対応も一般社会人としての知識や受け答えが出来る事が求められます。
運転中も安全運転に気を付け、集中力を必要としますので底辺とは言えないでしょう。
言われた仕事さえしていれば給料が貰える
これは、トラック運転手に限った事ではないと思います。
給料を貰っている以上は、言われた事に従うのは当然ですよね。
指示を受けた仕事を確実にこなしていくだけの責任感が必要ですので、底辺とは言えないでしょう。
ガラが悪い
たしかにガラが悪い率は高いです。
しかし、このような人に限って、トラック運転手という職業を愛しています。
意外と、話せばいい人たちばかりです。
人を見た目で判断するのはいかがなものかと思いますので、底辺とは言えないでしょう。
体育会系
ハッキリ言って私は、この体育会系のノリが嫌いです。
ボーダーシャツを着た某有名運送会社が典型的な例ですが、本当に酷いです。
最近も、ヤ〇ト運輸のドライバーが同僚を行き過ぎた指導している動画が流出していましたが、ひと昔前まではあれが当たり前だったんですけどね。
これに関しては、確実に底辺と言われても仕方がありませんね。
トラック運転手は必要な職業です
このように、底辺だと思われがちな意見でも真相は全く違うという事が分かってもらえたと思います。(一部を除いて)
先ほども言いましたが、物流が止まれば経済が止まるのは間違いありません。
底辺職で誰でも出来る職業のはずなのに、運転手不足が深刻なのはなぜなのでしょう。
やはり、悪いイメージが先行していることが理由でしょうね。
どんな職業でも同じことが言えるのですが。
就職する前に持っていたイメージと、実際に働いてみて感じるイメージとでは違う事が多々あります。
興味があるのであれば、とりあえず経験してみる事をおすすめします。
トラック運転手を底辺職だという人は一部の人間だけです
トラック運転手は人手不足が深刻です。
底辺のような人間がいることは間違いありません。
現役で働いている私が感じるので間違いないです。
しかし、そんな人はごく一部なので安心してください。
どんな職業に就職したとしても、このような人は確実に一人はいますので。
とりあえず、言われたことを確実にこなせば給料は貰えます。
これから、トラック運転手を目指そうという人は一度経験してみてください。
決して、人生の無駄にはなりませんから。